†いばる電磁波†を乗り越える

文章力に下降補正入ってますが、努力値を振り続けてます

自転車すれ違い時の道路占有率に関する問題

わたしは前々から思っておりました。

 

 親しい友人と話しながら自転車に乗って移動するとき,多くの人々は並列走行を行うだろう.しかし並列走行は現在の社会では推奨されておらず,交通事故につながったり,自動車運転の迷惑になったりする可能性がある.また,並列走行によって道路(以降,歩道)の横幅の占有率は自転車単体で走行する場合と比較して2倍以上になる.なぜなら並列走行をする際,自転車間の間隔を一定距離以上空けなければ自転車同士が接触してしまい,事故につながる可能性があるからである.その結果,歩道の占有率は自転車単体の2倍にとどまらずそれ以上となってしまう.


 ここで自転車2台が並列走行の状態で歩道を走っているとき,対向方向から自転車が単体で近づいてきた状況を考える.両者(並列走行の2名と単体走行の1名)はそれぞれ対面の自転車に気づき,左右のどちらか(通常は左側)に進行方向をずらすことで対面の自転車との衝突を避けるような行動をとるであろう.


 ここで問題となるのが並列走行をとっている2台の避け方である.通常の考え方を持っている常識人の場合,並列走行状態を一旦解除し,縦方向に直列に並んで走行するであろう.しかしその考えに及ばない並列走行者らは並列走行を保ったまま,対面自転車とのすれ違いに挑むのである.その結果,すれ違い時には合計3台の自転車が(時間的に考えればほんの僅かな時間ではあるが)並列状態となるのである.


 自転車3台が並列状態となった時の歩道占有率について,まずは自転車単体同士のすれ違いを考える.このときの歩道占有率というのはすれ違う両者互いに50%である.


 では次に並列走行2台と単体走行の計3台のすれ違いを考えると,一人当たりの歩道占有率が33.3%になる.これは一見正しいように思えるが,今一度考えてほしい.すれ違いというのは対向する2つの群が歩道を平等に譲り合うことで成り立つのである.しかしこの場合は片方の群(並列走行)のほうが33.3%+33.3%=66.6%の占有率となり(実際には最初に述べたように並列走行の二者は互いの衝突を防ぐために間隔をとっているので占有率はこれ以上になる),平等ではないことに気づいてほしい.人間一人当たりの占有率で考えれば平等と言えるが,すれ違う群同士で平等であるべきと私は考える.


 よって,単体走行側の占有率は50%,並列走行側の占有率も同様に50%となり,それ故,並列走行している両者の占有率はそれぞれ25%ずつとなるようなすれ違いこそが真のすれ違いと言えるのではないだろうか.


 結論として,並列走行している奴らのためになんでこっちも道ぎりぎりを通らないといけないんだよってことです^^

 

はい、おわり